反吐が出る とか
虫唾が走る とか
言葉にすればそんなもんでしょうか
自分で思っていたよりも、
私は残酷な人間なようで
日常ではありえないような、
あってはいけないようなことを思い
心の中で薄ら嗤うのです
思いだそうとすれば
潜る前に見えない壁に押し戻されて
それの正体を必死に隠そうとしていること、
思い出してはいけないものの存在に気づく
それが何なのか、何だったのか
私にいったい何をもたらしたのか
煙草の火を消すときのように
押さえつけ、踏み躙って、忘れさせようとしている
思い出してしまったら、壊れるということがわかっているから
壁に触れるだけ、今はそれだけなのです
スポンサーサイト